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絶望職場の担い手たち、を見た(1)[ガイアの夜明け]

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最近ガイアの夜明けが面白いです。
と言うか、面白くない回があるんですよねえ。提灯回・・・爆 面白くないです。まあ、最近は殆どがそんな感じなんですが。

今回の絶望職場とは外国人技能実習生の労働環境の話です。
改めて日本の人権意識の低さを感じました。
結局他人を大事にできない社会は、自分の家族も、自分自身さえも、大事には出来ないので改めたほうがいいと思いますね。

計画倒産する外国人技能実習生受入企業

外国人技能実習生は主にお金を稼ぎに来ているわけですから、長時間労働を押し付けられても我慢する傾向があります。期間は3年(今は5年に延長)と決まっているのですから、逆に言えば(身体は大変だけど)できるだけ働きたい。
ところが、徐々に給料の不払いを始めます。日本社会に不慣れな外国人ですからどこに訴えてよいかわからないまま月日が経っていきます。勤務表はどうやら改ざんされているようですが、これは提出用で(正確な勤務表を)そのまま提出すれば違法になってしまうから、とかなんとか脅してごまかされます。流石に外国人技能実習生達もこれはおかしいと、証拠集めを始めると、
突然「倒産したので、未払賃金も払えない」といい出すというわけです。
取材されていた会社は、倒産した割に業務を続けており、訴えた外国人技能実習生を除いた外国人技能実習生を別のアパートに移して実質上住処を取り上げたり、相手が外国人技能実習生だということで舐めきった対応をしていました。顔はモザイクでしたが、写しちゃえ!、と思いましたよ(●`ε´●)

会社は業績が厳しいと言う対面を撮っていましたが、顧問弁護士は居るし、車はベンツだし、かなり怪しげです。
外国人技能実習生を長時間働かせて、賃金は会社を書類上で倒産させて賃金を払わず済ます・・・姑息です。ただの犯罪者なのでは!
調べを進めると、その縫製工場で作っていた服が、ブランド物として売られていることに気が付きます。
親会社にも訴えを届けると言っていました。しかしこれはあまり意味は無いかもしれません。
以前の温野菜の時のレインズインターナショナル と同じで、「そこは私達の責任じゃない」と言われるだけのような気がします。
ですから、直接訴えるのではなく、こんな会社を子会社に持っているということを草の根運動で広報していくしかないのかな・・・と思います。悔しいでしょうね。。。

日本は外国人労働者を強制労働させている

既に日本は警告を受けているようです。制度が貧弱で、かつ人権意識の薄い日本で外国人が行きていくのは辛いでしょう。イメージだけで日本を知ったつもりになっているとこういうことになります。
日本の悪いところが凝縮している現象だと思います。
結局日本には底辺の人をものとしか思わない会社がたくさんあるということです。

ところで
終盤には不払いで誤魔化そうとしていた会社が2500万を支払うシーンが出てくるのですが、
そういうケチな経営者がどうしてお金を出すきになったのかというところが気になりました。
結局はこういう問題がなくならないのは、取締があまりにも不十分なのだと思います。ということは正式に手続きを踏めば逮捕に持ち込めるのでは?そういう裏取引があったのではないですかね?はじめに出た縫製工場も摘発されることを望みます。なんとなく日本人じゃないような気がするのは私の偏見です・・・。

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