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公務員の収入は少ないのか多いのか

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度々議論になります。
私の結論は「多い」です。
ということで私の見方を述べます。

見かけの所得が少なくなるように見せかけられている

公務員は年金が3階建てになっています。

  1. 国民年金
  2. 共済年金
  3. 職域加算

です。実に手厚く、驚くような金額がもらえます。
要はこの保険料である、という見方ができるというわけです。
例えば、この保険料が1万円だとしても、実際には2~3倍の価値があるわけです。

数字だけをみれば、少なく感じるような額ですが、2階建ての年金の権利をもらっていると考えれば
給与額が少なく見せかけられている、と取ることも出来ます。

で、今後ですが、会社員の厚生年金が保険料の高騰・または内容の縮小が避けられないだろうと思います。
わたしは個人事業主だからわかるのですが、現状の厚生年金でもかなり手厚いのです。
ですから、そういうことが起こるだろうと思います。企業が存続できないのなら仕方ありませんよね。
でも、おそらく公務員の高額年金は維持されます。
こういう部分も鑑みても、公務員は給与額が少なく見せかけられている、といえるとおもいます。

よくサラリーマンから個人事業主になる場合には倍ぐらいの所得が必要だといいます。
個人事業主は給与所得控除もありませんし、対策しないと相対的にかなり搾取されます。
逆に、「多く見せかけられてしまう」のが個人事業主だと思います。

最大の裏技

公務員が「実際には給料が安い」とか言っていても真に受けてはいけません。
実は本人たちも忘れているかもしれません。
公務員が所得を少なく見せかける最大の奥義が「退職金」なのです。
所得のかなりの部分を退職金に振り分けることで、生涯収める税金を節約しているのです。
(退職金に対する税率はとても低い)

ざっくりですが、公務員は月額換算で5万は退職金の積立に廻っていると考えられます。
年間約60万。
20年以上勤めれば、1千万以上はくだりません。はっきりって中小企業ではとてもとてもです。
私が努めていた中小の場合で言うと、月額換算で5千円でした。しかも3年間は退職金なしです。

というわけで、公務員の給料は月額+5万で見たほうが良いです。
しかも受け取る時の税金も安い。

まさに、公務員は給与額が少なく見せかけられている、といえるとおもいます。

非正規は気の毒な面も

ただし、、、!
最近は非正規の職員が増えています。
確かに一般の非正規に比べれば仕事も楽だし、収入も多いかもしれません。
しかし、実職員と比べれば天と地です。
なので、私は正職員と非正規とバッジでもして見分けられるようにしてほしいと思いますね。

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