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オトナ高校 第1話を見た – 三浦春馬が面白かったのでこれからも見る!

2017年10月25日

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宮藤官九郎のドラマはいつも割と面白い。
面白いのだけど、彼の童貞いじりがどうもすきになれない。
毎回毎回しつこいぐらいに童貞いじりが挿入される。
今季からの「監獄のお姫さま」も見るつもりでいるが、また童貞いじりが挿入されたらうんざりするかも・・・。
てかさあ・・・そんなに童貞いじりって面白いか??
クドカンの闇を感じる部分です。

そこに来て「オトナ高校」

三浦春馬さんの顔は好みの好き嫌いがあるらしいのですが、私は結構いいと思いますよ。
演技も割りと好きです。というのも、ブラッディマンデーがかなり面白かったので、その影響が大きいかも。
ところが・・・オトナ高校の番宣紹介を見てちょっとゾットしました。
童貞童貞って・・・うーん。童貞いじりだけでワンクールやるつもりか・・・。
これはやばいやつだ。
女性に対する差別用語はやたら自主規制するくせに男に対する差別用語は割りと許容される空気。
ハゲ・デブ・チビ・・・そして童貞。何故か野放しになっている男性差別用語・・・。私はちょっとしんどく感じますけど、これを手放しで喜んでる層って要るのですかね。
童貞をいじられて、慌てて、凹む。このパターンです。

童貞いじりって、アドラー的に言うと、優越コンプレックス以外の何物でもないと思うのですけどね。
童貞じゃない、ってことだけが心の拠り所の人達がいるのです。童貞を見つけたら(ドラマ以外でそういうことはないのですけど)それを思い切りバカにすることで心を満たす。

こういう優越コンプレックスを肯定するような内容のドラマはしんどいんじゃないの・・・。と思ったのです。

キャストが上手だからか、意外と楽しめた

ところが、見てみると、意外と楽しめました。次回からも見てみようと思います。

このドラマは「童貞・処女を集めて卒業?を促す」という、まー、AVみたいな内容です 笑 想像通りなんです。
想像通りに、その教師たちはけなしまくります。うーん。このパターンはなんとかならんの?と思うわけです。ところが、ですよ。生徒の中には会社の上司(演・高橋克実)がいたりして、意外とそういうのは多いんだよ、という体裁が面白いと同時に、この社会が抱えている癌みたいなものを感じました。

割りと思った通りの展開なのですが、クライマックスの三浦春馬さんの走りが面白くて笑ってしまいました。とにかく三浦くんは頑張っている 笑 楽しめた理由は殆ど三浦くんのおかげのような気すらする。

というわけで、三浦くんを見るためにも来週も見るのであります 笑

ラストは減点

パーフェクト、というニックネームの男性が、告白に成功したところで1話が終わります。
どうせそうなるんだろうな、と思ってみていましたが、やっぱりな~、というところで減点です。
その昔、未来日記、という企画で、普通の女性とデブ巨漢の男性がマッチングされました。
いがいとそのデブ巨漢が頑張ったのですが、女性は泣いてばかりでした。
女性に頑張りは通じているのですが、「ごめんなさい、不細工は無理」という自分の中の本音に直面し
自分の中の冷徹さに絶望する。かなり残酷なシリーズでした。
本ドラマの中では「そうやって、可能性の薄いやつに無理をさせて面白のか?!」という問いが発せられます。王道のドラマ展開でここは成功してしまいますが、実際には成功しない、のです。

つまりラストで、リアリティが一気になくなってしまいました。もともとリアリティのある内容ではないのですけど。
内在的リアリティというのですかね。表面的にはありえなくても内面が理解できれば楽しめると思うんですよ。例えばアニメとかですね。進撃の巨人とか、実際にはいないけど、内在的な感情は理解できるから面白く感じるんだと思うんです。

まあ、理由次第でしょうか。なぜ彼女は「パーフェクト」を選んだのか。
あのおみやげの中身かな・・・???

 

 

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