広告

先に生まれただけの僕 第4話 – 3年生の反発に対する説明が感動的だった!

学校の改革が進んで行き始める4話。
アクティブラーニングは楽しそうだけど、さて困ったのが3年生。3年生は今更変えられないので対象外に。
ところがやっぱり3年生からは不満が。
というわけで、ラストに鳴海校長からの説明があるのですけど、これが熱かった。

これは血とか肉になりそうだったので、なんとか文字起こししてみました。
あまりにもよかったので、何度も見てしまいました。
私は40代で団塊ジュニア世代です。本当に子供が雑に扱われた世代です。
体罰も普通にありましたし、教師もいじめなんて見て見ぬふりして、平気で「いじめ件数0」って報告していた時代です。
いい先生も全然居なかったような気がします (´;ω;`)
こういうドラマを見て、いい言葉を聞いて、慰めるしかないですよ 笑

以下、ラストの10分位です。このドラマ見てない人が気になったら、ぜひ見てもらいですですね。

鳴海校長の言葉、文字起こし

みんなに謝ります。
ぼくはこの啓明館高校を改革するために校長として赴任してきました。
でも、その改革プランに皆ははいっていません。
卒業が近い3年生だから仕方なかった。
みんなの心を傷つけたのなら僕の失敗です。本当にごめんなさい。

ただ、あえて言わせてもらいます。
こんなこと社会に出れば普通にあります。
社会では人は公平に扱われません。
必ず何処かで線引され、評価され、誰かが選ばれ、誰かが落とされ、そうやってそれぞれの居場所が決まっていくんです。

卒業したら就職する人たち立ってもらえますか。
就職組、立ってください。

社会に出たら理不尽なことがたくさん転がっています。
今、君は、君たちは僕に腹を立ててるかもしれないけど、社会の理不尽なんてこんなもんじゃないよ。
それは、覚悟しておくべきです。

もちろん、はいった会社はブラックだったら、そんなのはすぐ辞めていい。
次の仕事を見つけるのは大変かもしれないけど、でも
心を病んだり、命を落としたりするような職場だと思ったら、さっさと逃げていいんだよ。

でも、さっきも言ったように、理不尽なことは当たり前に起きます。
理不尽な人はたくさんいます。
ちょっとやなことがあったからといってそれだけで心が折れてしまったら、この先生きていけません。

そんなときに、まさに線引です。
どういうときに頑張るか、どういうときに逃げるか、よく考えて線引してください。
座っていいよ。

専門学校に進む人たち、立ってください。
自分の将来のことを今から決めて、そのための勉強を選択したことは素晴らしいと思う。

でも、ここでもやっぱり現実の厳しさがあるんだ。
専門学校で習うことは、ま、おそらくどの業種もそうだと思うけど、基礎中の基礎。
実際にその職場に行っても最初は何も出来ないとおもいます。
その仕事で必要なスキルは現場で学んでいくんです。
だから、「こんなはずじゃなかった」なんて思っても、それは普通のことだと思ってください。
仕事をしてお金をもらうというのは、簡単なこと、ではありません。

大学に進学する人たち、立ってください。
この中のどれくらいの人が、勉強するために大学に行くのか、僕にはわかりません。
でも、大学を卒業したほうが就職に有利だとか、ま、今は将来やりたいことが決められないからとりあえず大学に進学してそれから考えようという人もたくさんいるとおもいます。

でも、あえていいます。いまの啓明館高校のレベルで、つまりみんなのレベルで入れる大学は決して就職に有利といえる学校ではありません。

多くの企業は、大学のランクを採用のポイントに入れています。それが現実です。

だからこそ、みんなは、大卒という肩書ではなくて、一人の人間として、人間力で勝負しなけらばならないんです。
だから大学の4年間は絶対に無駄に過ごしてはいけません。

ま、僕の経験から言うと、大学のいいところは自由が増えることです。
受けたい授業を自分で選択することができるし、毎朝決まった時間に「起立・礼」なんてのもありません。

あとは、そう、キャンパスで、一人で居ても全然大丈夫。
高校だと付き合いが悪いやつとか思われたかもしれないけど、大学だったら誰も何もいいません。

でも大学に入れば戸惑うこともあるかもしれません。
例えば、政治学部にはいったらどんな授業があると思う?
例えば、18世紀のイギリス政治について勉強したりするわけさ。
いや、こりゃもう、高校以上に一体何の役に立つんだろうって思うかもしれない。
でもしかたないんだ。大学は専門的なことを勉強する場所なんだから。
だから、受けたいと思う授業なら面白いかもしれないけど、そうで無ければ、単位のために卒業のために頑張らなければならない。それが、大学という場所です。

でも、そこで勉強するのは学問だけではありません。

僕が広島から東京の大学に来て思ったことは、とにかくいろんなやつが居るってことです。
同じ学年にも、上にも下にも。色んな人間がたくさんいました。

そんな奴らと、とにかく話をしたりするわけさ。
教室とかサークルの部室とか居酒屋とか。真面目な話からどうでもいい話まで。
まあ、とにかく、熱く議論をたくさんしました。そうすることで自分の視野が広がっていくんです。
君らも、そういう経験をすることで、すごく成長できると思うよ。

今回、みんなに指摘されて僕は問題に気がつくことが出来ました。
やっぱり人と人は正面からぶつからないとならない。
黙っていないで、行動を起こさないとならない。
そういうことをみんなは僕に思い出させてくれました。

大学に行くみんなは、これからの4年間が、この先の人生を決める、ぐらいに思っていなければなりません。

僕達企業の人間から見ると、ダメな奴はすぐわかっちゃう。
どんなに自己アピールしても話を盛っても、嘘はすぐ見抜かれてしまいます。
だから、そういった場所で君たちが語るべきことは
実際に自分たちが経験したことや、自分たちが感動したこと感じたこと、そういったことでなくてはなりません。
座ってください。

君たちはまだ10代です。
これから10年後20年後どうなるかなんてわかりません。
もちろん将来どうなりたいかもう決まっていて、逆算して、それに向かう努力をして、実際そうなれればそれはそれでいいけど、
もしいま将来の自分をイメージできなくても、それはそれで構いません。
だって、10代の君たちが思いつく仕事なんてたかが知れてるんだから。

これからみんなは沢山の人に出会うとおもいます。
いろんなことを体験して、いろんなことを考えていくでしょう。
そうした中で、自分がどういう人間なのかわかっていき、自分にふさわしい仕事が見つかっていくとおもいます。
そうした中で、君たちのことをわかってくれる誰かが、こっち来たら?、なんて誘ってくれることもいるかもしれません。
そうやって自分の仕事を見つけたオトナはたくさんいます。

思い通りの人生なんて絶対ないよ。絶対に。
人は壁にぶつかり、悩み、考えることで自分を作り、その壁を乗り越えることで自信を持っていくんだ。

一番ダメなのはなにもしないことです。なにもしないやつにチャンスは廻ってこない。

サッカーだってそうだろ。走ってるやつにしかパスは廻ってこない。

これから啓明館高校は変わっていきます。
でも、皆さん3年生も大事な生徒であることに変わりはありません。
これから卒業まで残り5ヶ月、最後まで自分と向き合って、友達を大切にし、できるなら後輩たちを励まして、充実したといい切れるような高校生活を過ごしてください。