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[NHK問題]メディアは最高裁判決をどう伝えたか、産経を読み解く。

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次は産経新聞を見てみたいとおもいます。
ぱっとみた感じ、あまり期待出来なさそうですけどね・・・。
なぜか全く関係ないことが書かれているし、必要なことは書いてないし・・・。

 

では行きます。

産経新聞は少し変化球

産経新聞の記事はこちら

http://www.sankei.com/affairs/news/171206/afr1712060041-n1.html

タイトル・・・「NHK受信料制度「合憲」 最高裁が初判断 携帯視聴では論点残る」

合憲、云々のところは他社と同じですね。
ところが、突然の「携帯視聴」・・・え?それいま関係ある???

NHKが負けた点を全く説明していない

「契約の自由」などを保障した憲法に違反するとした男性側の主張を退け、双方の上告を棄却。

双方の上告を棄却、とあるんですけど、NHKが何を上告したのかが書いてない・・・。ちょっと「ん??」と言う記事になっています。
つまりNHKが負けた部分もあるっていう書き方なんですけど、その説明が皆無なのです。

15人の裁判官のうち14人の結論。契約の成立時期は、NHKが未契約者を相手に裁判を起こし、勝訴が確定した時点とした。木内道祥裁判官は「放送法が定める契約義務は判決では強制できない」との反対意見を述べた。

なんじゃこりゃ。

契約の成立時期は、NHKが未契約者を相手に裁判を起こし、勝訴が確定した時点とした。

この部分。もう少し具体的に書かないと意味不明。NHKがどう上告してきたのかが書かれてないと・・・。
NHKは「一方的に契約できるし、設置時期もその契約した時ってことで!」って要求したんですよね。それに対する答えなので、結構はたき落とされてるんですよ。NHKは。
でも、この記事だと全然わからない。

カンニング?

900万件以上とされる未契約世帯への徴収業務に大きな影響を与えそうだ。

読売と全くおなじ。もしかしてカンニング・・?
「与えそうだ!」なんてちょっとPOPな書き方に変えてるけど、大きな影響があると考えてるのは新聞記者だけだと思うぞ。

突然のワンセグ問題

一方、携帯電話のワンセグ機能をめぐっては司法判断が分かれており、受信料についての論点は今後も残されている。

尺が余っちゃったのか?とつぜんワンセグの話が出てくる。どうして関係ない話を突然?
もしかして、記者が唯一しってるNHKネタだったのかも。
渾身のネタ、すべってるよ・・・。

まとめ 産経より読売のほうがマシだった

ことの要旨が全く上手くまとめられていません。
「双方の上告を棄却」と書いているのに、それぞれが何を上告したのか?、特にNHKが何を上告したのかが一切かかれていません。これは酷い。

NHKの上告内容を書けばマスは埋まったはずなのですけど、なぜか突然ワンセグネタ・・・。アタマ大丈夫?

とにかく薄い記事で驚きました。

次は毎日かな。

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