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[ドラマ][アンナチュラル#1~5]センスの良い検死ドラマ!

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このドラマの題名「アンナチュラル」っていうのは「不自然」っていう意味らしい。
サスペンスでありがちな検死物で、アンナチュラル=不自然死、ってことらしい。

サスペンスドラマで前例があったのであんまり期待してなかったのだけど、
これが面白い!

演出が良いのでしょう。テンポが良くてあっという間の1時間になります。
しかも、所々に豆知識。知識欲も満たされます。

ただ、またいつものように「実際とは違うぞ!」って言うレビューがあがってるみたいですね。

実際も何も、民間って言う体だから、存在しないんじゃないかな?
だから良いような気もするけども。

これまでのエピソード

第1話 名前のない毒

この意味は、「毒と一口にいったって、無数にあるわけで、もし新しい、つまりまだ名前のない毒があれば人殺しし放題だよ」と。
で、この名前のない毒による殺害なのか?と思わされたのだけど、実際にはMARS(ほんとにある病名?)っていうウイルスだった。
最初はその亡くなった男性が日本に持ち込んだって思われてたんだけど、それも違って、院内感染だったってオチ。
院内感染が判明する件は、彼女に感染してなかったのはおかしいよね、っていうところから。
うーん。ちょっとね、こういうネタに頼らなくても良かった気がするけどね。

第2話 死にたがりの手紙

自殺だと思われてた遺体が実は他殺体、って言うありがちな展開ではありました。

「生きていた時に助けられなかったのに、死んでからも見捨てるのか?」というミコトの問いかけが印象的な回でした。

最終展開はちょっと事件起き過ぎじゃない?って感じがしました。
犯人はあんな派手な殺し方しても、逃げ切れそうもないし、罪が重くなるだけと思いましたが
殺人者というのはそこまで考えないものかもしれませんが。

第3話 予定外の証人

相変わらず事件起きすぎ 笑
法廷に引っ張り出されるなんて、大忙しですな。
殺人の証拠として見せられた3DCT?で、矛盾を発見するミコト。

こういうことって結構ありそうだよね。
確信を持って被疑者を捕まえたのに、証拠がためをすればするほど、真犯人じゃないことがわかっちゃう、みたいな。
こうして冤罪が作られるってやつですね。袴田さんのことを思わずに要られませんでしたね。

第4話 誰がために働く

過労問題。
本人は死んじゃってるので、過労なのか、急病なのか、それともバイクの故障なのか?
死因がいまいちはっきりしない。こういうことも解剖でほんとにわかるのかな?
実際には解剖だけじゃわからなくって、マンホールの傷とバイクの傷があってる箇所を探したりして、
解剖とは関係ない方向に。ま、総合判断ってのも重要だからね。
ところで、あのロールケーキ屋は、どこの会社がモデルなのかな? 笑
一瞬思い浮かんたのは花畑牧場なんだけど、あそこって労働問題あったっけ?
むしろ、職がないところに雇用が生まれてよかった、って話だったようなきがするよね。
ちょっと解せなかったのは、

  • 儲かってそうだったのに人員を増やすのがなんでできなかったのか?
  • 儲かってそうだったのになんでサービス残業?

工場長が突然機械を止めちゃうシーンがでてきたりしたんだけど、単純に材料がもったいないと思ってしまいました。就労違反しているなら、今の時代告発も簡単なんだから、じっくり証拠がためをすればいいんじゃないかと。
いつかの時代の一揆がこれから流行ったりするかもしれませんね。

第5話 死の報復

目の前で人が人を刺そうとしていると、100%阻止できてきたのが今までのテレビドラマ。
むしろソッチのほうが変だったと気が付きます。
「わにとかげぎす」でも、同じようなシーンがでてきたけど、殺人を止められなかった。
実際には「殺す人」を止めるのは無理だよね。有史以来、たぶん一番初めに罪となったと思われるのが殺人だともうのだけど、それをしようとしてる人はどこかぶっ飛んでるわけで、説得も効くはずがない。
この5話は結構急展開が2回ほどある。ほんとよく1時間に詰めましたね、と拍手を贈りたいです。

 

なかなかの傑作かも

ドラマの店舗もよく、豆知識は勉強になって、見てて面白い!
主人公のミコトには重い過去があって、ちょっとしんどい。けど、そこが良いのです。

もう少し丁寧に描いた方が良かったかな~、って思うシーンも有ったりするけど、
今の人達は堪え性がないので、これくらいでいいのかも。
テーマはくらいのだけど、思わず笑ってしまうシーンがたくさんあって、ぜひ沢山の人に見てほしいどらまです。

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