ドラマ「クライシス」でやってたハッキングが安っぽかった話
久しぶりに刑事モノにしては「わりかし面白目だな」、と思って見続けたクライシスですが、
だんだん残念な感じになって、最終的に「はぁ?」だったので、ちょっと言わせてもらいたいです。
基本的にコンピューターを舐めている
ドラマー(?作成者 笑)は基本的にコンピューターを舐めていると思う。
必ずハッカーが出てきて、必ずなんとかしてしまう。
しかも全てハッカーに任せきりで。
ドラマ全体の中間時期に出てきたパスワード解析もひどかったです。
最終的に「思い出の日」みたいなあるある展開でしたね~・・・
まあそれは良いとして、iphoneのように何回も間違えるとリセットするような仕組みは簡単に作れそうですが
あんなに総当りで入力しちゃって「はぁ?」でした。
結構台無しにしてた最終回展開
で、最終回です。
テロの実行犯がハッカー警察官をナイフで脅してデータをコピーさせる
↓
USBに「差し込んだら起動するウイルス」を仕込んだわ
↓
犯人不用意にPCに差し込む
↓
犯人は居場所を通知。VNCサーバーのようなものを起動させちゃう
「変な細工するなよ」と釘を指すほどにはわかっているはずなのに、あっさりマイPCに差し込んでいます。
アホか。アホ犯人!!
せめて最低でも
- Wifi切るとか、
- CDブートのLinux使うとか
- USBだけはネットカフェで開くとか、
色々やり方はあるだろうが、と思いませんか?
少なくとも犯人は公安(なの?)に居たような危機回避能力の教育を受けたような人間ですよ。
それとも、それぐらいたいしたことない、っていいたいのでしょうかね?
無理じゃない?
差し込んだだけで感染、と言うのが難しい感じがします。
USBのオートランのことをいっているのでしょうか?
でも、これってはじめてさしたときに「何もしない」を選択してると、もうだめです。
それに実行ファイルだった場合UACが動いて「起動しますか?」というダイアログが出てしまいます。
まあ、あのアホな犯人ならOKを押してしまいそうですが。
マックだった?Linuxだったら??と疑問はつきません。
こういうところが雑だとドラマって急速につまらなくなるんですよね。
こうなら可能だったかも
htmlデータであって、ブラウザで見る形式だったなら
Javascriptで何かをキックできそうです。
そもそも・・・
せっかくなら画像掲示板を使ったようなハッキング不能なケースを紹介してもらえたりすると
現実味が出て面白かったのにね。とにかくハッカーの定義がとても古典的でした。
そもそもそもそもそんなにPC の中に犯罪方法なんて残しとくでしょうか?
犯罪を計画して誰かとの連絡が残るとしたらネットワーク上のような・・・
「PCの中の犯罪データ」を漁る描写が2回出てくるのですが、
何でやってるの?ワードで書いてるの??パワーポイント???って突っ込んでしまいました。
今時ならスマホじゃないですか。
スマホで何かのツールを使ってネット上になら何かあるかもしれません。
アメリカではiphoneのデフォルトのパスワードロックですらFBIでも解除できないんですよ。
まあ、どうせあっさりスーパーテクニックで解除してしまうのでしょうね~~
白けるので、辞めてほしいです・・・ね
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