”わかった”なんてことは、ありえません
私たちは”わかった”または”わかってる”と思いがちですけど、
実は殆どわかってないです。
自分には見る目があるという「過信」
信じたものに裏切られる、という言い方がありますけど、
そもそもその「信じた」には根拠はあったのでしょうか。
私達が「信じる」と言うのは、経験則に準じるもので、大抵の場合は圧倒的に経験不足といえます。それはたとえ100歳の老人だったとしても、、、です。
よく老人が言う「あいつは挨拶しない」ってのがそうですかね 笑
挨拶で全てがわかると思っているのは滑稽です。
まあ、人に気に入られるのが上手い人垂らしは挨拶は上手ですよ。
むしろ騙されやすい人間だとおもいます・・・。
裏切った相手を攻めるのではなく、信じた自分を責める
基本的に人が人を騙すのは仕方ないです。
それは、他人はどうやっても制御などできないからです。
わかるのは、「人間はわからない」ということだけです。
なので、裏切った相手をいくら攻めたところで、みっともないだけです。
怒ってみても、それを誰かに聞いてもらってスッキリするぐらいしかありません。
結局は信じた自分が悪い、と、自分を責めるしかありません。
裏切られる準備をしておく
とは言え、やはりある程度はなにかを信じたりしないと生活は大変です。
そして結局腹を立ててしまう。
そんなときに聞くようにしている話があります。
キング・オブ・コメディというコンビの高橋氏が逮捕されたあとの伊集院さんのコメントです。
ここまで述べてきたような、よくやってしまう間違えを反省しているコメントです。
この報道があった時、殆どのタレントのコメントは高橋氏を責めるだけのものでした。
しかし、そんなことをしても無意味です。上でも述べましたが、「スッキリするだけ」です。
伊集院さんの言うように、「人間のことをわかった、と軽はずみに思わない」ことは重要な事です。
ボーっと聞いているとあっという間に終わってしまうのですが、よく聞いてみてほしいと思います。フリーで喋られているので、一部よくわからないと思ってしまう点もあると思いますが、熱量は伝わってくると思います。
裏切った相手を責めても無意味。しかしおおくの人はこれをやる。
視点を変えねば、進歩はありません。
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