日本の選挙には欠陥が。本当に粗悪な候補者が合格してしまうのは国民が悪いのか?
良く政治家が悪さをすると、
「それを選んだのも国民」
みたいな言われ方をします。
しかし、私はこれには待った、と言いたいです。
必ず受かってしまう仕組み
小選挙区制の悪
小選挙区制は1区に4~5人からなります。
必ずこの中から1人(2人区なら2人)受かる仕組みです。
だとすると、最悪な4人が揃ってしまった場合には、その中の1人は必ず受かってしまうということです。
それが2人区だったら、目もあてられません。
すくなくとも「それを選んだのも国民」なんていう理屈は通りません。
それに候補者のうちの一人しか受からないのなら、その他の人への票はすべて無駄になります。(死に票)
「それを選んだのも国民」というのには無理があるとおもいます。
市議会の悪
市議会選挙は国の選挙の小選挙区制と違って、大量の候補者が一気に出ます。
そうすると何が起こるか?
「少ない票で受かってしまう」
です。
市議会選挙の場合、だいたい3000票あれば合格してしまいます。
そうすると結構な率で受かってしまうのです。
熊本のあの議員が何度も受かっていることを思い出せばわかるとおもいます。
ちなみに、我が静岡市清水区では、17人の候補者で14人が合格しました。落ちたのはたったの3人です。
この3人が特段悪かったとも思えませんけど。
少ない票でも受かってしまうのはとてもたちの悪いことです。
3000票で受かってしまうのなら、例えばあと有権者が5万人いたとして、その5万人が「この候補者は嫌だ」と思ったとしても受かってしまうという点です。
マイナス票を入れたい
到底とても今の選挙は民意を反映できるようになっているとは思えません。
そこで、マイナス表があれば良いなあ、と前から思っています。
オーストラリアのように、候補者一人を選ぶのではなく、
候補者全員の順位を投票する方式でも良いかもしれません。
少なくとも、いい加減記名式じゃなくてもいいですよね。
書き方で票になったりならなかったり、ほんとアホくさいです。
そんなのはマークシートにすれば一発で解決です。
ほんと、日本という国は、技術が低いんだか高いんだか、よくわからない国です。。。
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