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日本で死刑が何故無くならないか?の理由は割と単純かもしれない。

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麻原彰晃こと松本智津夫が処刑された。
松本サリン事件が起きたのが大学2年の頃だから、25年も前か・・・。

日本には死刑制度があるのだから、仕方ないような気がする。

でも何か、ちょっとある違和感。

なんでかというと、日本の死刑制度って、積極的に維持されてるというよりも、
市民の無関心~もう少しいうと「無関心になるように仕向けられている」から維持されてるような気がするのです。

なぜ、非公開で行われる?

星新一のショートショートに「死刑を執行したことにして囚人を逃している」という話がありました。
日本の死刑が非公開であることは、かなり昔から議論があるのかもしれない。
ただ、私達一般レベルでは・・・ない。聞いたことがない。

いまでこそ裁判の傍聴を趣味にする人もいるようだが、そうやってなんとなく見に行くだけでも監視の意味はある。

本当に死刑はちゃんと行われているのだろうか?なぜ見てもいないものを信用できるのでしょうか?

日本人は死刑賛成派が多いと聞くのですが、執行を見させろ、という話は聞かない。

矛盾してない・・・?

もちろん、かなり神経質にならなければならない問題だとは思いますが、被害者遺族が望んだ場合くらいは見せてもいいのではないかと思います。

信頼を得ることに消極的な日本の行政・基本は秘密主義

こういう話になると、数珠つなぎで日本の行政に対する不信感が溢れてきます。

とにかく何でもかんでも秘密主義すぎる。秘密にしておけばとりあえず安心だもんね。

マイナンバーも秘密秘密、裁判員も秘密秘密、おまけに秘密保持法・・・。
死刑だって、まあ、秘密ですよ。

そんな法律作らなくても、そもそも秘密ばっかりなんですけど 汗

信頼なんかないですよね。日本人て日本の行政をほとんど信頼してないと思います。
行政側からも歩み寄りはないですし、市民側からの要求もない。

そういうバランスで日本てなんとなく来ちゃったんだなあ・・・って思います。

秘密主義が解消されなければ、死刑制度はなくならない

初めの方でも書きましたが、本当に執行されてるの?、っていう疑問が湧くのは当たり前のことです。本当に執行したかどうか、どうやって証明するのですか?

それは権利でもあると思うのです。

権利が剥奪されていれば、ないのと同じです。
どこかで、「日本に死刑などはない」と感じているのではないかと思います。

それはひとえに非公開であることに起因しているような気がします。

なので、もし、死刑制度がある先進国は珍しい、という話を解決したいのなら
まずは公開すればと思います。

現状は秘密主義が過ぎており、市民には考えるスキもありません。

行政は秘密をたくさん抱えすぎており、その中には約得もあるのでしょう。
だから秘密主義は好都合。

秘密主義はいつか壊れる

死刑制度が亡くならない理由は、行政が秘密主義だから、だとおもいます。

でもおそらく秘密主義はどこかで壊れます。わざわざ変な法律を作ってみても物理的に秘密保持には限界があるからです。

秘密を持っている人間だけで社会がうまく回せるほど、少人数の人間は利口ではありません。=ポルポトに学びましょうよ。

 

と、今回の死刑執行のニュースを見ながら思ったことを書いてみました・・・。

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