[NHK合憲裁判問題] 設置日がわからないとどうなるのか・・・の答え
なるほど、と納得できる動画があったのでご紹介します。
重要なことをサラリと言ってしまっていますが、非常に重要だと思ったので記事にしておこうと思いました。
判決の意味
結果的に”受信料裁判”としてはNHKが勝っているため、主張が全く認められていない部分はカットされていて詳細な報道がなされていないことは承知のとおりです。
多分櫻井さんはわかっていると思うのですが、聞き役として実に上手です。
(これからも)裁判起こして契約を確定しないと請求できない?
と言ったあとです。
でもこれ、かならず勝つわけですよね?
だって、支払う義務がありますよと、決まってしまったわけですよね?
(正確には「かがって」と言われていますが、言い間違いでしょうか・・・多分「決まって」ということだと思うのですけど・・・。)
で、このあとに補足が入って、「ずっと払っていない人と途中から不払いの人は別で、途中から不払いの人は5年の時効」ということに言及していました。
ここ、わりかし踏み込んでます。
そこを踏まえた上で・・・
何十年も前から払っていない場合に、1回も払っていなければ時効が成立しないから払わなければいけない
としたうえで、核心を突きます。
でもそのときに、
誰が、
「あなたはいついつに受信設備をここに設置しましたね」って言うのを証明するんですか?
そうなんですよね。
そこが結構、どこの新聞記者もスルーなのです。
それはNHKです
ですよね・・・^^;
これほんと面白いんですけど、契約日 not イコール 設置日 であるところが妙で、はっきり言って不可能です。
NHKはどうやってそれを証明できるんですか?
至極まっとうな疑問。記者たちにこの疑問が出ないあたり、この事案をわかってないということです。
まあ、それはなかなか難しいですよね。だから本人の言うことを信用するしかないですね。
でました。性善説。
本人が「いやこれはこないだ買ったばっかりです」って言ったらどうするんですか?
まあ、そうなりますよね。
多くの例ではみとめざるを得ないです。何か証拠があった場合には遡って請求するということです。
その証拠とやらもNHKが探さなきゃならないわけです。
違法っぽい方法ならいくらでも思いつきますけど、偽善者NHKとしては、あまり荒っぽいことも(公式には)出来ないでしょうから、ほとんど訴訟は「無理」だとおもいます。
できるとしたら今回の被告のように、全て何もかもオープンにした上で「NHKとしてはにはどーしても払いたくないんだぁ!」というガチな人だけ、ということになるとおもいます。
まとめ - やっぱり、「設置日がわからない問題」はあまりにもでかい
今後も「設置日がわからない人」は訴訟対象から外れていくとおもいます。
訪問員が来たら録音して「今日からでいい発言」を録音しておくと、面白い事になりそうですね。
まあ、ちょっと困った条文ではあるのですが、問題は、この問題をNHKが知っていて放置してきたことにあります。
だからこそ、「NHKが契約書を送った日を設置日に」と言うのは悲願だったわけです。
なんかやり口が官僚みたいですね。こっそり条文を付け足しとく、みたいな。
裁判官は意外とちゃんと仕事をした、ということだとおもいます。
合憲判断もこの放送法64条がある以上は仕方ないですね。
ところで、NHKは、また本件でも嘘の報道をしましたよね。
「主張が認められて嬉しい」って。
どんどん信頼をなくすだけだと思うんだけどね。
条文の義務を主張するなら、責任もまっとうしないと整合性が取れないよ・・・NHKさんよ・・・。
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