子供を塾に行かせようと思ったときに気をつけてほしいこと
甥っ子が勉強が嫌いで、なかなか宿題をやらない、と言う話をいつも聞かされます 笑
自分もあんまり勉強は好きじゃなかったようなきがするので
(少なくとも強制されるのはいやだね・・・)
「まあ、気持ちはわかるよね」
なんて、無責任なことを言ったりしていました。
で、塾でも行かせたらいいのかな、というようなことを言ってました。
ところが、そうとは限らないよな、と思いました。
私は、所謂”塾”には行ってなかったのですが、スイミングスクールに通っていました。
ところがこれが嫌で嫌で、いつもどうサボるかばっかり考えていました。
習い事や塾に行かせたとしても、子供を苦しめることにならないようにする必要があるんじゃないかな、とおもいました。
塾や習い事は我慢してやると、かなり逆効果です。
習う内容がどんどん嫌いになって、「どうやったらそこから逃れられるか」ということばかりを考えるようになりますので。
私が子供の頃の習い事の失敗
なぜ私が嫌で嫌で仕方なかったか?思い出すとシンプルな理由でした。
仲間が居なかった
学校では、普通に友達が居ましたが、スイミングスクールでは友だちができることがありませんでした。
でも、別に、周りを見回しても、仲良し同士ばかりで孤立してた・・・って感じでもなく、
皆割りとおとなしかったような気がします。
友だちがいないとなると、全く待ち遠しいと思う気持ちがしないです。
そこそこ泳ぐことは好きでしたが、すべてを制御されて、やることを決められますからしんどいです。
ちょっと休みたくても休めないですし。
奴隷製造工場だったんですかね?私はむしろそういうふうに管理されることが徹底的に嫌になってしまって、逆効果だったと思いますけどね。
というわけで、人間関係がいい場所じゃないと、行くのがきつくなっていくとおもいます。
おとなになったあとの仕事ならお金のためってのがありますけど、
習い事・塾はお金払ってるわけですから「逆」ですしね。
人間というのはお金のためには結構我慢できるものなのです。
なので、こういう習い事・塾を続けられないことと、仕事を続けられないのとは基本的に別物であるので、決めつけないようにした方がいいとおもいます。
というわけで、気の合う仲間、は組織に馴染むためには重要なので、仲間ができない組織では力が伸びることはないとおもいます。
良い指導員が居なかった
”良い”指導員、というと語弊がありますが、少なくとも、敬意ももった記憶がありません。
あの人はすごい人だ、とかそういうのがまったくなかったですね。今思えば。
本当はあったのかもしれませんが、とにかく厳しいばっかりで、、、。
友だちがいなくても、尊敬したり、好きだったりする指導員がいれば、かなり違ったとおもいます。
尊敬できる、教え手(教師)が居ないと、塾に行っても無駄になるだろうとおもいます。
”良い”っていうのは、「気にいる」って言う感覚に近いとおもいます。
勘違いしてはいけないのは、「成績が優秀だった先生」ではない、ということです。
塾・習い事はこの2点に気をつけよう
結局は何事も人間です。
- いい仲間
- いい教え手
ここが第一じゃないでしょうか。
「どんな場所でも仲間を作れる力」何ていうのは詭弁です。
たまたま合うこともあれば、たまたま合わないこともあります。
なにか習い事や塾に子供を行かせるのなら、子供の様子を見て苦痛になっていないか注意してほしいです。
子供のためと思っても、無理やりやらせると、後々悪影響が出たり、親のことを恨んだりするようになってしまいます。
逆に言えば、「尊敬できる先生が居て、気の合う仲間もいる塾」であれば、学力はかんたんに伸びる可能性があるとおもいます。
というわけで、塾選びは本当に慎重にしてほしいな、とおもいます。
子供が嫌だと言ったら、すぐに変えたほうがいいですね。
我慢は癖になりますし、効率はすごく落ちますので、我慢させないほうが良いとおもいます。
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