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食パンを買うときに気にすること。添加物は気にしますか?

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気にする人は気にするけど、気にしていない人は全然気にしていないのが食パン問題。

実はどこの会社のパンにも危険とされる薬品が(安い商品で)使われています。
でも、殆どのメーカーでは、この危険とされる薬品を使わない商品も出してします。
ただ1社あの会社を除いて・・・。
それはまた後ほど。

臭素酸カリウム

名前がヤバイ感じがしますよね・・・
実はこの薬品を入れると、安い質の悪い小麦でも「ふっくら焼ける」のだそうですよ。
危険性は「強力な発がん性」です。
実は日本でもパン以外の使用は禁じられています。
なんでパンは許可されているかというと、「焼くと蒸発するから」とのこと・・・!
というわけで、「残留しないなら使ってもいいよ」という奇妙な取り決めになっています。

これは個人個人の感覚ですが、
例えば、虫がついたパンを、虫は取ったからと行って食べられるか?という話だと思います。
平気な人は平気だけど、嫌な人は嫌でしょう。吐く人もいるかも。

なお、日本以外での使用はアメリカでも許可されていますが、EUでは禁止されています。

 

イーストフード

なんとなくクリーンなイメージがしますよね。イースト菌?みたいな。
イースト菌とは別モノで、イースト菌の「餌」です。だからフードなんですね。
(ドッグフード、はドッグ(犬)じゃないですよね!)
これに含まれているのが上記の臭素酸カリウムです。
ところが、「臭素酸カリウム」と書いてしまうと不安感が大きいので
「イーストフード」と書いてごまかすようになっています。
某社では臭素酸カリウムはもう使っていないということですが、
じゃあイーストフードとは具体的に何なのか書いていない時点で怪しいと思われても仕方ないと思います。
臭素酸カリウムが許可されているアメリカでも、表記することは義務となっています。
ところが、日本はイーストフードと書けば「臭素酸カリウム」と書かなくてもいいことになっています。
イーストフードには以下の様なものを含みますが、何と何を使っているかは書かなくていいことになっているのです。

  • 塩化アンモニウム
  • 塩化マグネシウム
  • グルコン酸カリウム
  • グルコン酸ナトリウム
  • 炭酸アンモニウム
  • 炭酸カリウム(無水)
  • 炭酸カルシウム
  • 硫酸アンモニウム
  • 硫酸カルシウム
  • 硫酸マグネシウム
  • リン酸水素二アンモニウム
  • リン酸二水素アンモニウム
  • リン酸一水素カルシウム
  • リン酸二水素カルシウム
  • リン酸三カルシウム

 

マーガリン

パンにはバターを使うわけですが、安いパンでは代わりにマーガリンを使っています。
トランス脂肪酸、と言われるやつですね。
これが危険かどうか意見が分かれるところなんですよねえ。

 

食べるプラスチック?

よく言われますよね。
「マーガリンは食べるプラスチック」
でもこれは誤りです。

と言うか誤訳なんです。

plastic(プラスチック)と言うのは塑性のことで、
「力を加えると形を変え、その形にとどまる」ことです。
粘度のような感じです。

ですから、バターだってplastic(プラスチック)なんです。

「マーガリンは食べるプラスチック」と言われると、
私達に馴染みのある硬いプラスチックを溶かして食べてる・・・?
みたいなイメージが湧いてしまうかもしれませんが、
それはもう完全に誤解ということです。

 

乳化剤

乳化剤と言われると、やはりちょっとクリーンなイメージが出ますが、
消泡剤のことです。
原料を混ぜると泡が出てくるのですが、自然に泡が治まるまで時間がかかるので薬品で止めるわけです。
時は金なり、というわけですね。
でも、余計な薬品ははいってないほうがいいですよね。

 

あの会社とは?

さて、とある会社以外はたいてい出しています。
「イーストフード・乳化剤 不使用」なパンです。
しかし、これを一つも販売していないパン屋があります。
それが山崎製パンです。
山崎製パンのパンには必ず「イーストフード・乳化剤」を使っています。
安い商品だけではなく、高めな商品にも使われています。
それぐらい「添加物は毒である」というイメージを消そうと躍起になっているということです。

それにしても、添加物を使わないパンを販売しない、というぐらい徹底しているってのは
スゴイですね。

なお、山崎製パンは今は臭素酸カリウムの使用を取りやめているということです。

いつしか「イーストフード・乳化剤 不使用」パンを
山崎製パンが販売しているのを見かけたとき、あっ、と驚いてください。

多分何かの異変の前兆です。。。

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