軽度)認知症を見守るのも苦労がわりと多い~旅行編
突然ですが、うちの母は認知症と診断されています。
それでも、日常生活はまあまあこなせるので、見守りながら生活をそのまましていると言う感じなんです。
病院の先生は
- よく人と話をして
- よく出かけるように
といわれました。そんな対処療法しかないってことは、本当に対策がないんだなって。
母は美空ひばりが好き
認知症になるといろんなことから興味を失っていきます。
母は美空ひばりが好きで、亡くなったときは駆けつけたほどです。
私はあんまりそういう感覚はないんで、ファンなんだろうな、って思います 笑
なので、そういう気持ちは大事にしたほうが良いと思っていて、
少し前は無駄遣いと思っていたんですけど、物事が更にわからなくなるまでは趣味を続けさせてあげたらなあ、と思っているんです。
ひばりのイベント
というわけで、美空ひばりのイベントに友達に誘われていってもらっています。
イベントと言ったって、本人はなくなっているので、ホールを借りて昔の映画を流してみんなで見るとか、そういうものです。
ちょっとネットで検索してみたんですけど、ネットにもこう言うのがあるって情報もないんですね。
完全に閉じたコミュニティですね・・・。
で、認知症になってから今回2回めのトライなんですけど、今までは駅に送るくらいしかしていなかったんですけど、トラブル続きで参りました 笑
どんな事があったか、同じような状況の方に参考になるかもしれないとメモしておきます。
スマホもたせて・・・
認知症になってから1度目のチャレンジです。
スマホでの連絡方法をみっちり特訓して、時々かけさせるようにしました。
駅までは私が送っていって、その友人とちゃんと会えるか心配でしたが、会えたら電話する、と言う約束をしました。(一緒に会えるまで同行したほうがより安心でしたね^^;)
でも、あっさり電話はあり、一安心しました。
その日は、電話をするようにうるさく言っていたので何度も連絡がありました。
iPhoneの「人を探す」アプリがとても便利で、今どこにいるのかわかったので安心感がありました。
ところが・・・。
そろそろ帰途につく頃かと思って確認すると・・・
電車の中でフリーズ?!
「山手線線内でフリーズしてる・・・!」
GPSが壊れたのか?スマホが壊れたのか?それとも電池切れ??
そういえば出かけるときに電池が満タンかどうか確認してない・・・
これでは連絡が一切できないし、迎えに行くのも不可能です。
(一緒に行っていただいた友人は老人にありがちな不携帯主義です 笑)
しかしそこは抜かりありません。
スマホが使えなくなったこともちゃんと考えていたんですから!
ガラケーで話ができない謎の現象
こんな事もあろうかと「ガラケー」をもたせていました。
ガラケーは「つながった」のです!よっしゃ!
ところがむこうでボソボソ喋る声は聞こえるものの会話になりません。
「あれ?おかしいねえ」「なにもきこえないね」
などと言っています。こっちは聞こえてるっチューの!
結局ぶち!っと切られその後も掛け続けましたが、結局その後つながることはありませんでした。
でも、まあ、友だちもいるしなんとかなるだろうとヒヤヒヤしながら連絡を待っていたのですが、なにもなく・・・
で、結局どうなったかというと
[母、タクシーで帰ってきました]
種明かし
結局スマホは電池切れでした。
電池切れになると「人を探す」は[2時間前]とかの表記になります。
これはそこで携帯が息絶えたことを示しています・・・。
いつもと違って細かく連絡をさせたことが敗因でした。
普段は電池がなくなるなんてありえませんでしたから・・・。
そして、ガラケー!
これも聞いたのですが、なんと
「FaceTimeと同じように持っていた」とのことでした。
つまり自撮りするような持ち方・・・。それじゃガラケーで話はできません><
スマホの使いすぎでガラケーの使い方がわからなくなるとは思いませんでした。。
まとめ
認知症でも旅行させたとしても
連絡手段を2つもたせてれば安心と考えましたが、以下の不具合が起きました。
- スマホは電池が切れる
- 意外とガラケーの使い方忘れてる
今回はタクシーののり方までは覚えていたので功を奏しましたが保険も効かなかったことは割とショックでした。
で、実は2回めが今日で、更に上回ることが置きました。
それはまた次回・・。
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