あの「軽トラ」が送検されたらしい~怖い権力と無知
今日ニュースで見覚えのある映像が何度も流れました。
そう。あの「ドリフト軽トラ」です。
BuzzVideoでも時折再生されるあれです。
突然の送検報道
まあ~、いつもの偏向報道で、相当な悪人のような報道の仕方でした^^;
(懲りないなあ~~^^;)
要は、
インスタの動画から通報→本人に照会→調書録取→送検
ってことらしいです。
安定の・・・逮捕と勘違い
ネット上ではもうすでに「逮捕された」ってことになっています。
うーん。安定の「法律リテラシーが低い日本人」・・・哀しいなあ。
でもこうしてテレビ報道もビミョーに変な表現をして
「お上に逆らったらひどいぞ」
っていう印象操作をしてきます。
印象操作に勝つには、勉強するしか無いです。
どの法律に違反?
安全運転義務違反
まずはあのドリフトに対して。
安全運転義務違反、とのことで、違反点数は2点。反則金は9千円。
今回は反則金制度の外のようですので、これはそのままは適用されないと思いますが、
実は、反則金制度をハズレて、正式手続きになっても、罰則は殆ど変わらないです。
そもそも反則金は、その罪で有罪になった場合の罰金額が設定されていますので当然です。
反則金とは、必ず有罪になる裁判とが省略されてセットになったもの、と言えます。
道路運送車両法 第99条の2
そしてもう一つ。
軽トラが改造してあったとのことで、不正改造車の疑い。
正確には「道路運送車両法の第99条の2項」です。
6ヶ月以下の懲役、または、30万円以下の懲罰
となっています。
具体的にいくらかはよくわからないですね・・・。
6ヶ月の懲役と30万がイコールになっているアンバランスさを感じますね^^;
そもそもどうして送検されたのか。
そもそも、今回の安全運転義務違反は青切符相当で、刑罰的には軽い部類となります。
実は青切符には「すみやかに告知しなければならない」という決まりがありますので、
例えば
「隠しカメラで信号無視を撮影しておいて後から検挙する」
みたいなことはできません。
それを立件して送検するには唯一つ。
「事実を証明する」しかありません。
そんなことは不可能です。しかし、異常国日本ではそれができます。
「供述調書」です。「自白調書」ともいいますね。
これに、作文を書いて、最後にサインをするとすべて「事実」となります。
つまりは・・・
インスタのID持ち主を国家権力を使って調べる
↓
電話攻撃
↓
ビビって出頭してくる
↓
調書を書き、サインさせる
と、まあ、これで送検が可能となります。
ただし、通常は、と言うのは慣例的という話で、
やろうと思えばサインなど無くても、調書など無くても、逮捕でも何でもできます。
私は、こう言うことがたまにあるのを怖いなあと思ってしまいます。
権力と無知、これはセットで効力を発揮するものなのですよね・・・。
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