兵庫県西宮市の市長の殺す発言は、完全に記者側の勝ち
相撲の話ばっかりで飽き飽きしていましたが、なかなか香ばしい事件がまた発生しました。
香ばしいというか、痛い、と言うか・・・
割りとテレビでも時間を割かれているようです。
まあ、結局のところ、誰も怪我せず安全な事件ですからね・・・。これぐらいのしょうもない事件でグダグダやってるのが日本テイスト・・・。かもしれません。
事のいきさつ
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が、気に食わない読売新聞の記者に「殺すぞ」って言っちゃった、って話ですね。
yahooニュースによると・・・
兵庫県西宮市の今村岳司市長(45)が4日午前、同市役所内での仕事始め式で4月の市長選に立候補しない考えを表明した後、取材のため駆け寄った読売新聞の30代男性記者に対し「殺すぞ」と言って取材を拒否した。神戸新聞を含め、複数の記者が現場を目撃していた。男性記者は昨年12月に今村氏の自宅に取材に訪れており、今村氏はこれに腹を立てていたとみられる。
というわけで、もうね、これ以上でもこれ以下でもありません。こんな簡単な話があるのか?ってくらい 笑
報道の論調
報道・・・と言っていいのかわかりませんが、論調は大抵以下の3つでした。
記者が悪いんじゃないの?
記者が休みの日にしつこく取材に行ったり、腹の立つような質問を連続でしたり、してたんじゃないの?
という意見です。
まあ、コメントしているのがテレビの演者ですからね。たぶん経験があるのでしょう。
ただ、それって、テレビを見てる側からすると、思いっきり偏った意見ですけどね 笑
そんなこと言われても、テレビを見てる側は知らないよね。。。
この市長は失言王だから、仕方ない?
この視聴誰かと思ったら、高校か中学かの公園か何かで、
「俺もこれぐらいのときは体育館の裏でタバコ吸ってた」
の人でした。いやあ~なんという化石みたいな人か、、、と思いましたけど。
そんなニュースがそう言えばありましたね。
もともと、口が荒い人なんだよ、っていう擁護意見ですかね。
不法侵入は実際にはどうなの?
この市長が「不法侵入された」と騒いでいたので、弁護士登場です。
で、ほんとに、不法侵入になるのか?という話。
不法侵入と言うのは、「完全に壁に囲まれているか、鍵で施錠してあるような私有地に許可なく入った場合」とのことで、玄関付近とか、それぐらいでは不法侵入にはならない、ということでした。
ただし、私有地であることを告げ、退去を告げても帰らない場合は不退去罪のような別の法律違反になります。
なるほど、ここはちょっと勉強になりましたね。確かに玄関も駄目ってことだと、郵便屋さんは仕事になりませんよね。
はっきり言って、「記者の勝ち」
はっきり言って、そういう問題じゃなくて、
この事件って、記者の撒いた餌に市長がうっかり引っかかっちゃっただけ、にしか見えません。
たぶん失言狙いだったんでしょうね。
そしてまさに、この記者は、市長という立場の人間から「殺すぞ」っていう言葉を引き出すことに大成功しています。
そして、テレビでは各局時間を割いてこのことをやるほどでした。
出版不況の上に、ガンガン新聞の購読数も落ちている中、これだけの話題を作ったこの記者はすごいとおもいます。もしかしたら内部的には何か賞をもらったかもしれません。金一封とかね。
はっきり言って失言を拾った瞬間に、心のなかでガッツポーズ、だったことは間違いないでしょう。
こんな簡単な罠に引っかかるようでは、市長失格、と思いますよ。
これからも事あるごとに品格の無さによるトラブルが絶えないとおもいます。
もう次回から辞めるってことなんで、良かったんじゃないですかね。
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