食器洗のスポンジの除菌は不要なんだって
近年、突然、食器洗いスポンジの除菌が必要、みたいな空気になりました。
私の記憶では、JOYという洗剤のCMで言い始めたと思います。
JOYの除菌方法
CMでのやり方はこうです。
食器を洗った後に、絞ったスポンジに洗剤の原液をさっと掛ける、と言うものです。
しかし私は違和感がありました。
だって、その洗剤で洗ってるんだから、洗剤をかけて除菌になるのなら
食器を洗う事自体がもう除菌になってるのでは????最後にもう一回掛ける必要ある??
ということでした。
スポンジの除菌は不要?
スポンジについている菌は以下の様なものだそうです。
- モラクセラ属
- アシネトバクター属菌
モラクセラ属、と言うのはそもそも皮膚の常在菌。手で触ってるんだからついてて当たり前ですね。
アシネトバクターは一応傷口から感染する可能性があるそうですが、集中治療室で治療を受けるような患者出ない限り、通常は問題がない最近だということです。
スポンジからはサルモネラやカンピロバクターと言った、食中毒を引き起こすような細菌が見つかることはないのだそうです。
そもそも殺菌してもすぐに再繁殖してしまってあまり意味がないようですよ。
それでもどうしてもというのなら
- 湿らせてレンジで2分
- 食器洗い乾燥機にで洗う
というのが有効だそうです。手を使ったら常在菌が付くってことですね。
エコバッグのほうがよほど危険な菌まみれ
菌は水で簡単に流れるそうです。なので、スポンジにはつきにくいのです。
対して、水で洗ったりしないエコバッグには大腸菌がついている確率が高いのだとか・・・。
また、網のメロンのように隅々まで洗いにくいものも注意が必要だということです。
これに比べればスポンジはかなり安全だということです。
エコバッグを使うのなら、なるべく備え付けの透明のビニールに商品を入れたほうが良いようです。
エコバッグというのも名ばかりですね・・・。
スポンジの菌は気にしても仕方ない
わざわざクッサイ塩素系の漂白剤につける意味もあまりないということです。
まあ漂白剤はスポンジの色がきれいになるので、やりたければやれば・・・という感じでしょうか。
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