2017年。ふるさと納税は沈静化したみたい。
ガイアの夜明けでふるさと納税の件をやっていました。
個人的には収入が安定していないので、住民税の把握が難しめなのでちょっと手を出しづらいです。
なんとなく印象としては、返礼品の値段分税金が目減りしているような気がしています。
ふるさと納税は住民税が0になる制度だった
ふるさと納税は、簡単に言えば、他の地域へ住民税を振り返るとお礼がもらえる、と言うものです。
誰もが思うと思うのですが、今までなかった返礼品費用が発生していますので、
まあ、当たり前ですが、住民税全体がその分目減りしています。
そして細かい取り決めもなかったため、返礼品費用が税収増分とほぼ同じという自治体もありました。宣伝になるからまあいいや、ということでしょうか。
人気があったのが家電品で、その地域と何も関係ないじゃないか?と言うものも多かったです。
でも、一応部品を作っているとか、あったみたいですが・・・。
ところが、中には満額商品券で返すとか、やりすぎな自治体も出てきたのです。
何百万もの税金を実質0にする高額所得者まで出てきてしまっていたようなのです。
ふるさと納税の曲がり角
このままだと、ただの合法的な脱税になりそうです。
というわけで、総務省が事実上の仕様変更を出しました。
- 金銭に類似したものはダメ
プリカ、商品券、電子マネー、ポイント、マイル、通信量 など - 資産性の高いものはダメ
電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、コルフ用品、楽器、自転車
更に
- 返礼品は寄付金の3割以下
ということです。
これは「指針」であり、決まりではないのですが、
これを無視しようとした市町村を具体的にあげたりして、事実上の規制、となりました。
期間限定のお祭りだった
結局私はこのまつりに参加はできませんでしたが、不参加組としてはちょっとホッとしました。
これ、明らかに機会損失ですからね。
三割りとすると、1万円の寄付で良くてコメ10キロぐらいですかね。
2000円の手数料はかかってしまうので、2000円で10キロのコメがもらえる、、、って感じになります。
サラリーマンで年間収入が変動しない人はやってみたらいいと思いますが、
そもそも所得が低い人には何の恩恵もないのですよねえ。
あと、その年の所得に対する地方税の中から、ということですので、個人事業主とかだと把握が難しいのが問題ですね。少額だと意味がなくなってしまったのもNG。手数料が2000円というのも高すぎます。
個人的にはなくなりゃいいと思っていますけど、まあ、ズルズル続いていくのかな?と・・・。
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