広告

いつもなかなか配布されないヨウ素剤

広告

リレンザ・イナビルが処方されない件を書いていて、ちょっと思い出したことがありました。

インフルエンザの予防法~イナビルとかリレンザとか

それはヨウ素剤の話です。

ヨウ素剤っていうのは放射能が漏れた時に住民に配られるものです。
ヨウ素は放射能を吸収する性質があるので、
放射能が漏れた際に、ヨウ素剤を飲むことによって、飲み込んだ錠剤に放射能が吸収されてくれるのです。
それで身体の方に吸収されることを防いでくれるのです。
さらに排泄することによって放射能は外に出せるという算段です。

いつも適切に配ることに失敗するヨウ素剤

いつも原発事故が起こると、

「ヨウ素剤が配られなかったこと」

がニュースになります。ヨウ素剤自体、別に高価な薬剤というわけではありません。
なのに、なぜ配布されないかというと、

  • ヨウ素剤を配布することが、放射能が漏れたことを認めることになってしまう

という政治的な理由が大きいだろうとおもいます。
結局は隠しきれないことが多いので、無意味な隠蔽だと思います。

また、ヨウ素剤は飲めば永久に聞くというわけではなく、排泄をすれば体外に出てしまいます。
ヨウ素自体が害があるので毎日飲むという訳にはいきません。
また、そんなに大量に用意しておいても、無駄になるわけですから、まあ、せいぜい一人2~3回分しか備蓄がないのではないでしょうか。
とすると困ってしまうのは、放射能漏洩が長期化した場合です。
なので、「適切な時期」を量っているうちに遅れてしまう・・・ということは普通に起きそうです。

では、行政が配布しようか迷っていたり、地域的に現場と近いけど、市町村の区切りが違って配布されないとか、そんな場合に私たちにできることはないのでしょうか?

答えとしては、ヨウ素を多く含む食品を摂る、になります。
具体的にはとろろ昆布になります。もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんね。

「原子力災害時における安定ヨウ素剤予防服用の考え方について(PDF)」

なお、我が国においては、医療現場などでの放射性医薬品であるヨウ素の服用による知見等から、日常の食生活において、コンブ等からヨウ素を摂取する頻度が高いため、放射性ヨウ素の甲状腺への取込みは少なくなることが知られている。

実際には、食材としてのコンブのヨウ素の含有量は安定しないし、含有量も錠剤に含まれるほどあるわけではないので、とろろ昆布だと50gも食べないとなりません。そんなに無理に食べると、また他の病気になりそうですね・・・。

でも、積極的にとろろ昆布を摂るようにする、っていうのは国が認めるほどに効果があるということです。
そして食品ですから、ヨウ素剤ほどには害はありません。美味しいですしね^^

決して座して待ってはいけない、のです。

ちなみにヨウ素剤は40代以上は服用しても意味は無いようです。知らなかった^^;

 

行政の都合?

なんでこんなことを思い出したかというと、行政の都合で、私達の運命は変えられちゃうよな~、ってところです。

インフルエンザワクチンよりも良い予防法が見つかるのは

  • ワクチンが効かない・不要である、と認めることになるのはまずい

と言う考え方ですね。
先の原発事故では、スピーディーのデータも隠蔽しましたし、そのせいで米軍もかなり被爆してしまったようです。

政治や行政は隠蔽してくる、と言う前提で判断したほうが良いですね。

広告