1日限りのキャンペーンでやっぱり不具合を出したpaypay
10/5はPaypayの1周年記念で20%還元デーでした。
すでにご存知だと思うんですけど、不具合まつり再び、でした。
こうなることはわかっていたのに・・・。
サーバーがパンク?!
レジでお金を払おうとしたら決済画面がでない、というやってはいけない不具合をまた出してしまったようです。
これは自宅での状態。レジで、さあ払おう、という段階でこれがでたら相当に焦ったことでしょう。
どうしてpaypayは信頼落としを続けるの? pic.twitter.com/knXRE8Y69s
— あじ@山本 (@azicyan) October 5, 2019
不具合が起こり始めると、ユーザーはなんとかしようとして更に操作をしようとしますので
更に不具合を誘発します。そのため「10分間操作できなくする」というのはよくやる手なのですが、1日限りのキャンペーンでただでさえ混んでいるわけで一刻も早く精算を済ませたい状況では相当な悪手でありました。
アプリ上の画面でさえ不具合が出ているのだから、おそらく画面が出たところで、決済自体がうまく行かなかったケースもあるのでしょう。
たった1日のキャンペーンではこう言うことは完全に想定できたと言っていいと思います。
今回は完全に駄目だと思います。
残念ながらまた評判を落としてしまいましたね。
電子マネーは難しい?
お金が、サーバーの状態に依存してしまう、というのはちょっと怖いことですね。
100万円チャージしていようが、仕様段階でサーバーが死んでしまったら?
現金にはそういう事がありませんからね・・・。
日本は災害が多いから現金主義だ、なんていわれていますが、
災害がなくてもこんなに使えなくなるんですから、当然といったところなんでしょう・・・。
現金と同じように使えるようにするには、
24時間ダウンタイムを出してはいけない、
というとんでもなく大変なことを要求されるということです。
単なる印刷物である紙幣はちゃんと24時間ダウンタイム0を実現しているんです。
電子マネーの難しさはまさにここなんですね。
老人でもナナコならなんとか使える
電子マネーは難しくて、老人にはとっても無理!、と思いがちですが、
実はナナコならお年寄りでも使うことができます。うちの80近い母でも使えています。
あのカードを出してタッチすればいいだけですからね!
わからなければ店員さんに聞けば
「ここにタッチしてください」
と教えてくれますし。
お年寄りでも、「電子マネーを使えない」ってわけではないんですよね。
スマホ決済が難しい
仕組み上の欠点
じゃ、何が難しいかというと、スマホが難しいのですね。
その難しさはまさしく・・・
「ダウンタイムがある」
ということです。いつでも必ずアプリが起動するわけではない、という点です。
- 未アップデート
- 機器自体の不具合(一時的に重い、など)
- サーバー不具合
ここが、(紙タイプの)ナナコと大きく違う点ですよね。
仕組み上、ダウンタイムを0には絶対にできません。
これがレジのときに必ず動くか・・・というと担保されてないです。
ただでさえ機械アレルギーみたいな人が、
このダウンタイムと決済時の瞬間がかち合ったら
もう2度と使わないです。
操作性の欠点
スマホを立ち上げて、更に該当アプリを起動させなければいけません。
ちょっとのんびりすると省電力が働いて真っ暗になったりします。
アプリを起動しただけでは、バーコードがでなかったりします。
予め起動しておいても、バーコードは5分しか期限がなかったりします。
これだけのことをスマホが苦手な老人にクリアできるでしょうか・・・
むりでしょ。
なんとかするとしたら、せめてワンタッチ、にしないと。
起動させるだけで、壁紙がカード券面になってる、ぐらいやれば良いかもしれません。
それか、Felica!?おサイフケータイですね。
あれって、アプリが起動して無くても良いんですよね。
QRコードと何が違うのかと思っていましたが、大きな差があるんですね。
まとめ ー QRコード決済が現金と争ったら駄目
今回の件で、やっぱりQRコード決済は仕組み上不安が大きいことが露呈してしまいました。
その不具合が出やすい1日限定キャンペーンなんて以ての外でしたね!
ユーザーを限定するとか方法はあったはずです。例えば誕生日とか・・・。
それこそ、QRコード決済ならではのキャンペーンとなるはずです。
一部の人だけにキャンペーンは現金にはできないのですから。
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