リア充と非リア充の違い
岡田斗司夫の話が出たので、もう一つ、氏の発言で秀逸だと思った件について書いておこうと思います。
それは「リア充と非リア充の違い」についてです。
なぜこのような差がでるのか。実にわかり易く説明をしています。
まず、日本人の資質としては「非リア充」です。
そして充実・非充実を分けるのは、持っているリソース(資産・お金・所得・美貌など)の話ではありません。
リア充・非リア充の定義
簡単に言えば考え方の違いです。
世の中の楽しいものは誰でもも利用していい、と考えるのがリア充
逆に、世の中の楽しいものを利用するには、お金以外に何か資格が必要だと考えるのが非リア充
これが定義です。
ディズニーランドを例にして説明してみましょう。
リア充は細かいことを考えずに、「ディズニーランド楽しそう!今度行こう!」とあっさり遊びに行くことが出来ます。費用の壁があるかもしれませんが、その壁さえ超えれば行けるのです。
ところが、これが非リア充になると・・・
- 彼女(彼氏)がいない自分には・・・
- イケてないオレ入っちゃだめなんでは?
- 友達も少ないし・・・
とウジウジ考えてしまいます。これ、心当たりあるんじゃないですか?
でも、実際にはディズニーランドの規約にこんなことは一切書いていません。
そうなんです「資格を作り出し、自分が満たしていない」と勝手に判断するのです。
だめな理由を探してしまう。これが非リア充です。
非リア充でもディズニーランドに行くことは出来ます。
- 彼女(彼氏)が出来たから!
- おしゃれを頑張ったから!
- 友だちができたから!
このように、「資格ができたから行ける」と考えてしまう。行けてますが、この考えをしている時点で「非リア充」なのです。
なぜなら、こんな資格など、そもそも存在しないからです。
非リア充的発想が溢れている日本
先ごろこのようなニュースを目にしました。
埼玉県秩父市の冨田俊和市議(70)=無所属=が、市議全員が出席した勉強会で、「いい女を求めるならば、金を稼がないと」と発言
老人らしいというか、ま、ありがちな考え方ですね。
批判が飛び交いそうですが、意外と擁護が多いのです。
これも「非リア充的発想」ですね。
金を稼がないと = 金をたくさん持っている → いい女を手に入れるためには金持ちというライセンスが必要
ということですよね。
確かに、お金をたくさん持っているというのは、きれいな女性と仲良くなるためには使えるツールかもしれません。
でも実は所詮ツールであって、資格者証ではないのです。
こういう人って、金を持ったところで、「なんで金があるのにいい女が来ない?」とか言い出すんです。免許証があるのに、っていいたいんです。
そんなものは存在しないです。
お金があろうがなかろうが、きれいな女性を求めてよいのです。
その女性が受け入れるかどうかは、男側の問題ではないので・・・。これは課題の分離ですね 笑
というわけで、この発言は「女性蔑視」ということで炎上していますが、
私に言わせれば
「非リア充が非リア充を助長するような発言をした」
ということにすぎないと思いますよ。
岡田斗司夫氏の非リア充問題の動画はこちらです。
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