年金生活者とダスキンは混ぜるな危険!!??
私はあまりダスキンが好きではありません。
うちの母の話
我が家の母はお金のやりくりがとても苦手なタイプです。
毎月毎月お金が足りなくなっては子どもたちに無心する感じです。
キャッシュフローを円滑にするにはまずは現状を把握するしかないのですが、
全くそういう事ができない人で「なんだか知らないけどなくなっちゃう」という典型的なルーザーです。
そこで浮き彫りになった一つがダスキンなのです。
年間の支払い金額を計算すると、ちょっと大きな金額になっていました。
1回1回は数千円でも年間に換算すれば数万円になります。
これを毎年払っているわけですから、一切利用していなければこの数万円が溜まっているはずです。
お金がたまらない人は洗い出すと必ず無駄な出費をしています。
とくにダスキンのような固定費は要注意です。いつの間にか高額な商品を買わされていることになるのです。
ダスキンの玄関マットの話
この母のお金ないない病が激しかった頃、うちにやってきたものがあります。
それが、「ダスキンの玄関マット」でした。
名前まで入った特注品で、はぁ?、と驚きました。
利用代金は月に1000円。
これなら安いのではと思ってしまいます。(私は思いませんけど)
ところが、特注ですので、すぐに解約ができない仕組みになっているのです。
携帯の○年縛りと全く同じです。
たしかこのカーペットは1年縛りで、それ以内に解約すると5000円(税抜き)の違約金でした。
しかし1年使えば12000円かかってしまう・・・。
結果解約させました。規定の生活費を入れさせておいてそれでも足りないのに、なぜこんなものに使うんだ、これを契約しなければ少なくとも年間で12000円浮くではないか、と強く責めました ^^;アホかと。
情弱相手の商売に吐き気
そもそも、こう言う計算ができない人向けの商売なんです。
私なら、特注のカーペットを1ヶ月で止められたら絶対に赤字だよな、というところにすぐに気が付きます。
こう言う怪しげな縛り契約には敏感です。
が、なんせ若いときからズボラだった母ですから、いい顔をしてしまいます。
親切な営業員に花を持たせようと思ってしまいます。
そんな余裕はないはずなのですけどね。(後々、キャッシングまでしていたことが判明します)
そもそも、ちゃんと違約金に関して告げていたか疑問です。告げていない可能性はありますね。
約款に小さな文字で書いてあって、サインしたから同意、みたいな。
この時にダスキンに強く抗議すればよかったかもしれません。
無料で試用させて自動継続させるビジネス
いわゆる、
「はじめは無料、でも、そのまま使い続けたら自動契約」
なビジネスですね。こう言うのはたくさんあります。
うっかり継続をねらったセコい商売だと思います。
しかも狙ってる客層がまたセコい。そういうった細かいお金にズボラな年金生活者を狙うわけです。
細いお金に取り付く寄生虫だと思いますよ。
意外に雑な年金生活者
うちの母が特別ズボラなのかと思っていたのですが、どうやらちょっと違うようです。
年金というのは2ヶ月に1回支給されます。
だから2ヶ月分なのですけど、、、これを1ヶ月で使い切ってしまう老人がとても多い、とのことです。
いや、まず半分に割るだろ、って普通の人は思うと思います。
半分に割って、もし1ヶ月のうちに割り込んだら少し緊張する、のが普通だと思います。
超最低限の経理だと思います。
それすらできない、人達が多いのだそうです。びっくりです。
私らのわかい頃は・・・と偉そうなことを言いながら、この程度のことができない・・・驚きます。
というわけで、年金破綻者って結構多いみたいですけど、管理が悪くて勝手に潰れる人も多いと思いますよ。
破綻者は1ヶ月振込にするだけで結構減るのではないかと思います。
さらに言えば1週間、さらに毎日、とかにしたほうが更に良いとおもいます。
実にシンプルな「1日に使って良い金額」が全く理解できていないからです。まずはそこを理解させることです。
ダスキンのやり方は嫌い
昭和前期の今の老人をうまく手玉に取るようなやり方をするダスキンが嫌いなのです。
下手に月に3千円くらいの契約をしてしまえば年間36000円ですからね。大きいです。
3年で10万8千円。10年なら36万!です。10年なんてすぐですからね。
確かに老人がたくさんのお金を持っているという統計はあります。
しかしたくさんのお金を持っているのは老人の中の10%であって、その他90%はひたすら貧乏です。
自ずとこういった貧乏な老人の細いお金に取り憑くことになるんです。
まさに、年金生活者とダスキンは、混ぜるな危険!といったところなわけです。。。
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