過払い請求の訴状を書いてみる~弁護士は万能ではないよ
いい加減に過払い請求をしなければなりません。
とにかく動き出してしまえばいい、って言う点はあるかと思います。
改めて調べてみると、意外と情報はまとまっていません。
あと間違ってるのとか、嘘も結構あります。
ちなみに、この過払いは私ではなく、母です。
訴状を書く!同じ会社ならまとめてOK!
一番多いのは、過払い請求を行っている弁護士事務所のアフィリエイトです。
なので、「自分でやると失敗するよ!この弁護士が良いよ!」みたいなクソブログが多いです。
よく見るとわかりますが、そういうブログは同じような記事ばかりで内容がありません。
同一人物が量産しているのかも・・・。
昔は、自分でやる方法のブログが多かったのですが、今は明らかにアフィリエイト(または営業ブログ?)が上位に出ています。頑張れグーグル!間違えてるよ!!有用じゃない情報が上位に出てるよ!!!
幸い、検索すればまだテンプレートは出てきます。
これを修正することとします。
請求の趣旨
印紙額は調べればすぐわかるので書くだけですが、訴訟物の価額、がよくわかりませんね。
何故かと言うと、過払い金には利息があり、なんと支払われる日までの利息が請求できるからです。これは逆の立場でも同じことです。お金を借りた際に、返した日までの利息を取られるでしょ。
ここにはどの金額を書けば良いのかわからないです。一応訴状内には
支払ってくれる日までの利息払ってよね。ちなみに本日日付で、今の所~~~~~円だよ
と書く欄はあります。
では、はじめにこの大きく書く金額はどれなのか・・・。とりあえず、今の所の合計金額を書きました。
何度も出てくる請求額の言い回し
この言い回しが何箇所にも出てきます。どうも私達が一般に使っている日本語とはちょっと違うようなのです。あんまり考えすぎなくて良いような気もしますが。
被告は原告に対し、金63万6,705円及び内金51万8,719円に対する平成15年9月12日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。
このはじめの金額は、「現時点での利息を含めた金額」です。
次が、利息を抜いた額を入れます。日付は借り入れを始めた日ですが、これはどうでも良いような気がします。添付の書類を見ろよ、って感じです 笑
ただ、これだと日本語が通らない気がするんですよね。
ちょっといじると、
金1万500円及び内金1万円に対する平成29年8月28日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。
というかんじ。
支払ってほしいのは10500円ですよね。
でもこの書き方だと
10500円 + 500 = 11000円
と読めませんか?
請求の原因
請求の原因の2,3,4は請求の趣旨とかぶりまくった内容となっています。
なので、ここで、複数の契約のそれぞれの内訳を書くこととします。
私の結論は過払い請求に弁護士はNG
多少勉強は必要ですが、多分、これからもこの先もこんな簡単な裁判はないでしょう。
せっかくなので自分でやるべきと思います。
弁護士に頼んでしまうと、スピードを(勝手に)優先されて嘘の説明を受け請求金額を少なくされます。
なぜそんなことになるかと言えば、そうすると消費者金融も諦めるからです。
つまりは「安くしてやるから認めろ」ということです。
でも、ほとんどの人は「なるべくたくさん返してほしい」と思っていると思います。
ところが、計算は分断取引でし、和解のために根切りに応じ、しかも、弁護士費用もとるのでどんどん減っていきます。
うちの母の場合は分断取引だと25万ほどになってしまいます。これを根切り20万。弁護士報酬が10万となって、多分10万円しかはいってきません。
これがちゃんと計算すると63万になるのです。
しかも、最後まで行けば訴訟費用も請求できるので。。。言わずもがな、です。
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