過払い請求の訴訟を自分で・・・!~悩んだところ
過払い請求は最も簡単な裁判です。
そして、日本で「最も素人が起こしている民事訴訟」なのではないでしょうか。
とは言え、やってみると結構迷いました。
割と細かい経験談はネットには出ていない印象でした。
というわけでちょっとまとめておきます。
ネットにあまり書かれていない注意点
というわけで、それほど大した話じゃないけど、どこにも書いてなくて迷った点をまとめていくよ。
被告の情報は代表者事項証明書を貰えばいい
会社の住所と社長の名前を書かなければならないのですが、どれが今の情報なのかわからなかったりします。
結局は代表者事項証明書を出さなければならないので、よくわからなかったら取得してしまえばいいと思います。600円です。
オンラインで取得すると500円らしいですが、イマイチわかりにくかったのと、最終的には請求できるので取りに行ったほうが速いかもです。
ちなみに私の場合はイオンでしたが、住所が違っていたのと、社長のところに会長の名前を書いちゃっていました^^;
捨印を押しておく
提出書類の上部真ん中に印鑑を押しておくと、それを訂正印として使えるようになります。
これを捨印と言うそうで・・・。ま、とりあえず全ページ押しておけば間違いないです。
ちなみに私の場合は、
- 「訴状」の表題がなかった
- 言葉の言い間違い
の2点があったのですが、電話で「直しておきます」と言われて終わりでした。
捨印、便利です。
左側2箇所で止める
左に必ずシロを作っておいて2箇所ホチキスで止めます。
ページ番号もつけておいたほうが良いかな?
行数とかは注意?
ある情報では
1行何文字、何行まで
ということが書かれていました。やってみたらやたら字が大きくなってしまいました。
ここは書記官の方に訪ねたところ、「別にいいですよ」とあっさり言われました。
というわけで、ここの心配は無用です。
2部作成して、それぞれに押印する
押印してからコピーするのか、コピーしてから押印するのか。
これは、押印が後で、それぞれの訴状に印鑑を押さねばなりません。
すなわち完全に同じじゃないってことですね。(同じにしますけどね。ハンコの向きとかは違ってしまいますよね。)
自分で作った計算書は訴状につける
甲第一号証、甲第二号証・・・と証拠書類にラベルをつけるわけですが、
自分で作った計算書は訴状につけたほうが良いよ、
とアドバイスされました。
逆らっても仕方ないのでそうして、甲号証はもらったやつ、という感じにしました。
印紙、切手は裁判所で買えない
切手や収入印紙は裁判所で変えるのかと思っていましたが、売っていませんでした。
郵便局で買いましょう。
必要な切手の種類枚数は一覧表がもらえますので、そのまま郵便局にもっていって揃えてもらいます。5330円でした。
収入印紙は6000円。それと代理許可申請書のための500円です。
簡易裁判所は代理出廷が容易?!
代理人になれるのは弁護士だけ・・・なのですが、
簡易裁判所に限っては代理許可申請書を出せば、近親者に限って受理されます。
仕事が忙しい旦那に変わって妻が出廷、なんてことも普通にできます。
高齢の親の代わりに、なんてのも可能です。
500円の収入印紙が必要です。(なんでお金がいるのかな・・・? 笑)
ちなみに補佐としてついていくというのは地裁で、かつ、弁護士でなくても可能だそうです。
ただ、お金を受け取らないこと(非営利)が条件です。
お金を受け取ると、非弁行為、という犯罪になります。
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